テキトーなのにおいしいスパイスカレー

今日はたまに作るカレーの話。カレーといっても市販のルーも使わないし、鍋も使わない。ルクエに入れてレンジでチンするだけ。なのに、十分おいしいスパイスカレーが作れます。

準備するもの

  • ルクエ 
  • 各種スパイス(ターメリックコリアンダー、クミン、カイエンパウダー)
  • ショウガ(チューブのものでよい)
  • ニンニク(チューブのものでよい)
  • 玉ねぎ
  • 鶏肉
  • ほうれん草
  • トマト缶
  • ヨーグルト
  • ニンジンなど
  • オリーブオイル(お好みで)

あとは、包丁やまな板、電子レンジも必要。念のため。

手順は、ルクエの上に、玉ねぎ、鶏肉、ほうれん草を適当に切ってばらまき、上からスパイス、塩を適当にふりかけ、ショウガ・ニンニクのチューブをたらし、さらに上からトマト缶とヨーグルトを適当に入れて、適当にかき混ぜる。それを電子レンジで8分くらい加熱する。以上。野菜から水分が出るので、適当にきって完成。

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電子レンジに入れる前

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電子レンジから出したもの

出来上がりはこんな感じ↓

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調子に乗ってトマトとヨーグルトを入れすぎるとすっぱくなるが、他の工程はそんなに失敗しないはず。下ごしらえも、具材を切るくらいなので、5分もかからないと思う。電子レンジに入れている間は他のことができるので、時間のない時はだいたいこれになります。ちなみに、今日はニンジンを切るのが面倒だったので入れていない。そんな感じでその時の気分で具材をかえてOK!

もちろん、フライパンで炒めて作った方がおいしいが、電子レンジだけでも十分おいしく作れるというのが今回の最大のポイント。

今日も、職場の食堂が空いていないことに朝気づいて、あわてて作った。野菜も冷蔵庫にあるものを適当に入れただけ。味つけさえしっかりしていれば、具材の多少の違いは大した問題ではないはず。食費と料理のハードルを限りなく下げてくれます。

 

おためしあれ(了)

Todo・プロジェクト管理はTickTickを使った方がよいかも

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先日、Notionで中長期的なプロジェクト管理をするのがよさそうと書き、しばらく使っていた。ただ、1回フォーマットがくずれると直すのが面倒だったり、新しいプロジェクトを入れなおすのに時間がかかったりしていた。

otafone.hatenablog.com

まぁ、やっぱり、Notionの機能をカスタマイズして使う方法だから、しょうがないのかもしれない。公式のアプリで、中長期的なプロジェクト管理をスムーズにできるものがあればなぁ。。

 

そんな時、ふとTickTickというアプリがあるのを思い出した。

※以下の動画がかなり参考になります。

タスク管理アプリの決定版「ticktick(ティックティック)」で、仕事の生産性を上げる! - YouTube

www.youtube.com

実は、上の動画を見た頃(5月頃?)もちょっとかじってみたが、無料版だと制限が多く、特にカレンダービューが満足に使えない点で躊躇し、使わなくなっていた。有料プランもそんなに高くない(月300円)が、その時は躊躇した。

当時からTodoistとGoogleカレンダーの同期が完成されていたので、それで問題なかったこともある。

 で、何がきっかけだったか忘れたが、先日書いたようなNotionで中長期プロジェクトを運用する方法を、TickTickで試してみた。1か月300円なので、ひとまず1か月だけ試すつもりで有料課金してみた。

 

その結果、以下の点でいいと感じた。

1.GoogleカレンダーGmailとの連携が可能

2.Apple watchとの連携がスムーズ

3.ポモドーロが使える

4.習慣化リストも使える

 

1.はTodoistでこれまでやっていたことだ。この時は双方向でやりとりがスムーズだったので、便利だった。一方、Ticktickは、Googleカレンダー側で作成した予定をTicktickへインポートする分にはいいが、逆ができない。つまり、Ticktick側で作成したTodo(予定)がGoogleカレンダー側に反映されないのだ(できるのかもしれないが、今のところわからない)。その点が気になっていたが、発想の転換で、普段の予定確認をGoogleカレンダーではなくTicktickにすれば解決する。Ticktickで、Googleカレンダーで作成した予定を後から一部編集することも可能なので、最終的な行き場をTicktickにすればよい。解決。

2.はとてもうれしい。私はApple watchを使っているが、持とうと思った理由が手軽に予定を確認することだったので、本当にうれしい。この点、Todoistは全然使えなかった。

3.もうれしい。これは各Todoで、25分間作業+5分休憩をカウントしてくれる機能。特に、腰を据えて行いたいTodoに対して、使えると思う。

4.もよいとは思うが、まだ活用できていないので、今回評価はしないでおく。

他にも、Todoだけでなく、ノート形式のメモをいれることもできたり、リスト機能で、プロジェクトごとにリストを作れる点で痒い所に手が届くアプリと感じた。

 

一方、あと一歩の点は以下。といっても些細な点ばかり。

1.日本語表示だとフォントが微妙な表記になる。個人的には、少なくとも游ゴシックかメイリオに対応してほしい。

2.予定を入れる時、30分刻みしかできない。一度カレンダーに入れ込めば、15分刻みにも替えられる。なので、時間を適当に入れて一度カレンダーに入れ込んでから、細かい時間調整をするのがよいかも。

 

ということで、このアプリによって、中長期プロジェクトと短期的なTodo管理、日々のルーティン・習慣を、カレンダーの中に落とし込んで運用できるようになる。カレンダービューを満足につかったり、たくさんのTodoを管理するには有料プランを使うことになるが、月300円なら安いと感じた。まぁ1か月いろいろといじってみて、考えたいとは思う。

 

じゃあ、Notionはどうするの?ってことになるが、こちらも引き続き使っていくつもり。いまのところ使い分けとしては、エバーノート的な情報ストックや、自分の考えの整理などはこちらにためていきたいと思う。(Ticktickにもノート機能があるので、こちらも併用して、使い勝手を見ていこうと思うが)

でも、2つの別々のアプリを併用すると、いつのまにか一方しか使わなくなる傾向にある。

その点で、以下のブログを参考に、Notion内にTicktickを埋め込んでみた。

hirogg.com

やり方は、簡単で、NotionのコマンドのEmbedから、ウェブ版TicktickのURLを入れれば、埋め込むことができる。結局は、直接Ticktickにアクセスすることも多くなるとは思うが、埋め込んでおくことで、Notionにも立ち寄ることになるので、両者を併用しやすくなると思う。

しばらく使ってみて、また感想を書ければと思う。(了)

Notionを用いた中長期プロジェクト&習慣管理

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気まぐれなので、久々の更新だが、今回は最近のタスク(プロジェクト)管理についてつらつら書いてみる。一言でいうと、August Bradleyという人のテンプレートを利用してNotionを使うのがいいよって話。

 

私は、長らくTodoistとGoogleカレンダーを組み合わせてスケジュール管理を行ってきた。

具体的には、Todoistに入れたタスクがGoogleカレンダーでも表示されるようにしている。これにより、Todo管理がスケジュールに組み込まれ、”永遠のWish list”化を防ぐことができる。

これはこれで、私の生活になくてはならないツールである。物事を本当に忘れがちなので、毎日のこまごましたルーティンから、飛び入りで入ってきた要件の処理など、本当に助かっている。

さらに、Gmailとの連携により、Gmailに届く案件もTodo化且つスケジュール化することにより、仕事管理がスムーズになっている。

このように、TodoistとGoogleカレンダーの連携はとても便利であるが、一つの難点として、すべてのタスクが同列・同レベルになりがちなことだ。(たしか)プレミアム機能で重要度を設定できたり、子タスク化できたり、使いこなしている人にとっては、取るに足らない問題なのかもしれないが、私には合わず、タスク間の重みづけがなかなかできずにいた。

 

そんな中、最近、海外で話題になり、日本でも紹介され始めているアプリにNotionがある。

基本的にはデータベース管理が主だが、カスタマイズ性に富んでおり、スケジュール管理にも応用可能だ。

しかし、素人の私からすると、カスタマイズ性に富む分、いろいろやろうとすると、本当にきりがなく、複雑な操作が必要となり、本当に必要な機能を使いこなするのが難しいと感じていた。まさに器用貧乏なソフト化しやすい。

単にデータベースの整理に使うのなら、それほど難しくないが、だったら、エクセルやスプレッドシートとそれほど変わらないというのが正直なところ。私が調べた限り、タスク管理の導入例もあるものの、いちいち何回もコピペしたりして、正直めんどくさく、よほどの凝り性でない限り破綻するのが目に見えていた(自分には無理!)。

そんな感じで、ちょこちょこ使おうか使わないかつかず離れずで半年くらいが経った。

 

そんな中、海外で体系的に使いこなしその運用方法を解説しているYoutubeチャンネルを見つけた。

www.youtube.com

英語だし、正直長ったらしくて、この動画だけではピンとこなかったが、この人の運営サイトで、優れたテンプレートを公開していることを知り、導入してみた。(※実際に見たり導入するには、無料の登録が必要だったと思います)

August Bradley : Notion Resources

https://www.notion.so/August-Bradley-Notion-Resources-48fd37da08774848875c59fc28c30beb

 

1. Daily Action Hub

もちろんそのまま使うわけではなく、自分なりに手を加えて使っているが、今のところしっくり来ている。具体的には、Todoistが短期的なタスク管理に長けているのに対し、このテンプレートは、中長期プロジェクト管理に向いていると感じた。

もちろんTrelloなどすでに出来上がったツールを使っている人からすれば、そちらを使えばよいだけの話だが、私にはインターフェースがごちゃごちゃしていて、Notionの方がシンプルで個人的には取り入れられそうな気がした。

 

具体的な内容は見せられないが、以下のように使っている。

むこう半年くらいのうちに行うべきプロジェクトをがんがん入力して、そこにRelationという機能で子タスクをこれまたガンガン紐づける。それぞれの子タスクには日付とチェックボックスをつけ、チェックすると完了扱いになるようにする。子タスク数の総数のうち完了数の割合が、可視化されるので、進捗具合が一目瞭然となる。(具体的な設定方法は割愛します、すみません!)

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今日の子タスク一覧。プロジェクトと紐づけられている。(※黄色箇所は目隠し)

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プロジェクト一覧。それぞれの進捗具合が可視化されている。(※黄色箇所は目隠し)

日付を入れることで、今日・明日など、その日に行うべき子タスクが一覧できるようになっているので、中長期プロジェクトの中でその日に集中すべき項目がわかる。

また、Notionのウリとして、1つのデータベースを複数のViewに切り替えられる点がある。カレンダー表示に切り替えることで、他のカレンダーアプリと同様に、終わりきらなかった子タスクをドラックドロップで簡単に移動できる。さらに、最近、Timeline viewが加わり、ガントチャートとしての使い方もできるようになった。

もう1つの効用として、むこう半年くらいのプロジェクトをガンガン入れることで、自分の方向性が可視化される点がある。その達成のための道のりが見えるので、自分の立ち位置が明確化する。

 

加えて、まだ整備途中であるが、日々のルーティンチェックのテンプレートも導入した。

2. Life-Data & Habit Tracking

こちらは、毎日行い習慣化したい項目にチェックしていくものだ。これも、専用のアプリがあると思うが、Notion内でプロジェクトと一元管理できる点で優れていると思う。

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習慣管理の画面
”+New”をおすと当日のフォーマットが出てくる。当日だけの表示にも替えられる。)

以上のように、プロジェクトや習慣といった中長期的な管理を行うのにNotionのこのテンプレートは使えると感じている。

難点として、これまで使ってきたTodoistやGoogleカレンダーと同期できない点だ。(少なくとも私は知らない)

まあ個人的には、

短期Todoタスク管理=Todoist

中長期プロジェクトとそれに紐づいた子タスク管理=Notion

という使い分けでちょうどよいと感じている。 

具体的には、Todoistは隙間時間にケータイでチェックし、その都度どんどん消していく。

一方、Notion内の子タスクは、あらかじめ時間枠を作っておいて、そこでじっくり取り組む。そして、月や週のはじめなどに、プロジェクトの見直し、追加などを行う。

というイメージ。

 

こんな感じで、しばらく使っていこうと思う。

(完) 

【備忘録】EndNoteの同期フォルダ名を変えてしまった時の対策

Endnoteのフォルダの場所を移動させると、同期しなくなってしまう。困った現象だ。

調べても、以下の記事しか見つからず、30分くらい四苦八苦したがようやく解決策がみつかった。

同期するライブラリを変更したい【Endnote X7】

 

自分用に以下メモしておく。

1.Fileタブ>Open Libraryでこれまで使っていたEndNote Labraryファイルを開く。

→文献リストが表示される。

2.Edit>Preferences>Sync>左下のEndNote Dedaultsでアカウントをいったんリセット →OKでウィンドウをいったん閉じる。

3.アイコンタブの中からSync Libraryアイコンを探し、クリック

→EndNote Labraryファイルが格納されていたフォルダが、同期フォルダとして更新される。

 

 

大前研一「テクノロジー4.0」を読んだ

1年以上前の本ですが、特にエピローグで結構つらい現実的な話で結んでいたので、頭をガツンとなぐられたような衝撃を受けました。

本書では、すでに世界で展開されているテクノロジー4.0の具体例(FinTech、位置情報、IoTなど)が紹介されています。
詳しい内容は割愛しますが、筆者は、今後、デジタルコンチネント(インターネットによって全世界がフラット化した大陸)で生き延びるためには、それにフィットした教育をしていくしかない。とにかく、教育、教育、教育、と。

しかし、戦後日本では、この教育を怠ってきたため、そのツケがここにきて現れてきた。
もう日本政府や大学を頼るのでなく、デジタルコンチネントで生きる覚悟を持たねばならない、と強い口調で述べています。それは、30年間言い続けてきたにもかかわらず、いっこうに変われない日本政府と日本の大学に対する強い怒りと失望と諦念です。

最後の一節は原文のまま載せます。最終通告のようです。
このデジタルコンチネントこそが自分の生きる場だという覚悟があれば生き残れますし、誰かが連れて行ってくれるのを待っているような人間は、(中略)対岸に残されている、ということになるのではないでしょうか。

待ったなしの時期に来ているとはいえ、いざ自分自身に置き換えてみると、突然テクノロジー4.0で仕事をするのは難しく悩ましい。
現在の自分の仕事のビジョンが、デジタルコンチネントとどういう位置づけになり、どう今後の社会に貢献できるものになるか、再度考える必要性を感じました。

科研費若手

科研費若手に採用された。3年連続で申請した結果の、3度目の正直。

過去2年とは別のネタに替えての採用。勝因は、ずばり今までの研究を発展させた内容にしたからであろう。過去2年はそれまでやってきた実験が本当にまとまるのか不安でしょうがなく、アイデアが出てこなかったが故に、別テーマに逃げていた。それでは採用されるわけがない、と今になって振り返る。今回は、実験も進み、自分のテーマの方向性や存在意義がはっきり実感できたため、書けたのだと思う。

勤務先では科研費申請前になると、採択者によるセミナーが行われる。といってもセミナーは早くても申請締め切り1か月前頃にやるもんだから、話の内容は書式の体裁とかの見た目の話が多くなる。でも、そこは本質ではない。(実際、過去2年の申請書類の見た目は納得いくものだったが、いずれも不採用だった。民間財団でも全落ちだったから、このネタはあきらめた方がよい。)

やはりネタとストーリー。納得のいくネタと明快でシンプルなストーリー運び。

今回の採択題目の期限は2年。延長になってしまったとしても3年。いずれにせよ、次の申請に向けた準備が始まっていることを頭の片隅に置きつつ、採用された計画を粛々と進めていきたい。

2018年のビジョン

先週までで、科研費調書提出が済んだ。共同研究者からたくさんダメ出しをいただいた。私の文章はくどくだらだらしているようだ。

毎年1年のビジョンをまとめている。2017年も残すところ2か月を切り、2018年のビジョンを書こうと思った。参考に今年初めに作ったものを読み返したところ、1つ1つが長ったらしくてまとまっていない。いろいろ詰め込みすぎて、結局何が言いたいかぼやけている。

選択と集中ができていないのだ。決心できず、あれよこれよと予防線を張りすぎているのかもしれない。翻って、私が”できる”と感じる先生はいずれもシンプルだ。シンプルで強く堂々としている。

来年度のビジョンは、もっと短く(潔く)まとめたいと思う。覚悟のある1年間(※)にしたい。

※1年単位よりも、3年間でビジョンを掲げた方がよいとの話を聞いた。3年後は2020年。2018年は3年間のはじめの1年という位置づけで、残り2か月、じっくり考えていきたい。