読書メモ:卒論執筆のためのWord活用術

今回取り上げる本は即実用的な本です。

卒論執筆のためのWord活用術 (ブルーバックス)

卒論執筆のためのWord活用術 (ブルーバックス)

本書は「Word〜」と謳っているが、一番参考になったのは、Excelの章です。文献管理はExcelでも十分対応できることに気づかされました。
私は普段Endnoteを使っていますが、オートマチックな部分が多いゆえに、保存したことで満足してしまい、全然読んでいない文献が結構あります。。

本書では、Excel利用の具体的な例が紹介されていて、Excel利用の価値に気づかされました。
いろいろと便利なアプリが出てきているようだけど、突然データが消えたりする危険性はあります。
(前はMendeleyを使っていたが、私のミスもあったかもしれないが、消えたり書式がおかしくなることがあった。Endnoteは今のところないけど、そういう怖さはある。)

一方、Excelは突然バージョンアップすることは原則ないので、安心して保管できる。
なにより、結局はどれだけ一つ一つの文献をじっくり読んで執筆論文に活用できるかが重要なので、頻繁に行われる細かいバージョンアップは、ユーザーにとっては結構なノイズなんだなと思います。
もちろんEndnoteは論文を読んだり、文献挿入するときに便利なので、かなり使っているが、安定的な保存という意味で、Excelでの保存もしていこうと思いました。(一覧性もありますしね!)

ということで、早速、あちこちにちらばっていた文献を一つにまとめました。
具体的には、Endnoteに入っていた文献データをExcelに落とし込んで(Endnote上でExportして、Excelで読み込んで)、とりあえず通し番号をふった(例:F001など)。印刷された現物も通し番号順にフラットファイルに綴じた。
これだけの事なのに、文献の居場所がはっきりして、とてもすっきりしました(笑)。
今後は、習得した日付順に、とにかく通し番号で保存していこうと思います。

他にも、
・Wordでのアウトライン機能の活用
・参照機能
・パワーポイントでのショートカットキー
が参考になった。

さて、論文を早く進めねば・・。